現在は、微生物検査などを担当。
大学時代の実習では、自分の鼻の粘膜から薬剤耐性菌を発見したのが印象的でした。
また、測定機器や実験室など環境が充実していて基礎をしっかり学べたことが、今の仕事での理解の速さにつながっていると実感しています。
いつも心がけているのは、慎重かつ迅速な検査。私たちの検査結果を信頼して医師が薬を処方し治療に直結するため、データに少しでも違和感があれば確認検査を徹底しています。
上司から教わった言葉は「検査は一期一会」。出合う症例には数に限りがあるので、日頃から検査を作業として流すのではなく、珍しい菌に出合ったときには自分で調べて知識を蓄えることを大切にしています。
さらに知識を身につけ、チーム医療で有用な意見が出せる臨床検査技師をめざします。
- 2020年度より生命栄養学専攻は臨床検査学専攻に名称変更
※掲載内容は取材当時のものです。