友達との食事でも自然と栄養バランスの話に
栄養学に興味を持ち、管理栄養士をめざそうと思ったきっかけは、祖母の病気に対する管理栄養士の食事サポートを見たことでした。
3年次の人体構造機能疾病学実習では、病院や福祉施設で実際に食事相談・栄養指導をされている管理栄養士から、デモンストレーション形式で食事サポートについて学修。指導の進め方や話し方、言葉遣いなど細かなところまで非常にリアルで、現場で役立つ実践的な学びの機会でした。
食事に関するさまざまな知識を学ぶ中で、友達との食事でも「栄養が偏っている」など栄養学が自然と話の中心になることも。
自分で料理する際も食塩やエネルギーへの意識も強くなりました。
入学前は、病院の管理栄養士をめざしていましたが、福祉施設や食品会社など管理栄養士のスキルを生かして活躍できる場が幅広いことを知り、興味も広がっています。
企業と連携してマラソンランナーに向けたレシピも企画。考案したオリジナルの焼きおにぎりではカルシウムを豊富にしつつ栄養とおいしさのバランスを調整するなど、レシピを考える難しさと楽しさを実感。
管理栄養士になるために、この経験を生かしてさらにスキルを高めたいです。
※掲載内容は取材当時のものです。